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ワクチン・予防接種

 

サクラ糖尿病・腎臓・内科クリニックでは各種ワクチンを取り扱っております。下記に記載している「定期接種」とは予防接種法に基づいて行われるもので、主に成人になるまでに接種するもの、高齢者に対して接種が勧められるものがあります。

 

インフルエンザワクチン 

※例年12月末で取扱い終了となります。

インフルエンザは、38℃以上の高熱、関節痛、筋肉痛、咳、鼻水などの辛い症状をきたす急性ウイルス性疾患です。毎年少しずつインフルエンザウイルスの性質が変わることで、感染・流行しやすくなっています。
重症化すると、肺炎や脳炎に至ることもあります。重症化リスクの高いご高齢の方、体力・免疫力が低下している方を含め、毎年の接種をおすすめします。

 

肺炎球菌ワクチン

気管支炎・肺炎は、気管支や肺胞に、病原菌が届き、そこで炎症を起こしている状態です。高齢者に多い疾患であり、死因の上位を占めています。肺炎で亡くなる方の約95%を65歳以上の方が占めており、大人の肺炎の20-40%は、肺炎球菌が原因と言われています。肺炎球菌は、肺炎のみならず慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎の原因にもなります。肺炎球菌には 93 種類の型があり、そのうちの頻度の高い23種類に対応したニューモバックス、13種類に対応したプレベナーがあります。

肺炎球菌ワクチンの接種推奨者

すべての65歳以上の方で5歳刻みで定期接種の対象で、今まで助成を受けたことのない方は、該当する年齢になる年度に助成金補助があります。(大阪市では4300円で接種可能)23価「ニューモバックス」と13価「プレベナー」の2種類の肺炎球菌ワクチンがあり、ニューモバックスは公費助成の適応で、プレベナーは自費となりますが、これらのワクチンを組み合わせる事でより強力な免疫が期待できます。

肺炎球菌ワクチンの接種スケジュール

  対象 接種スケジュール
ニューモバックス 65歳以上 5年毎※
プレベナー 65歳以上 1回のみ

※再接種では注射部位の疼痛、紅斑、硬結などの副反応の頻度が初回よりも高く、程度が強く発現することがあります。

 

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、子供のときに感染する水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こります。水痘が治った後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、加齢やストレス、過労などが引き金となり潜んでいたウイルスが再び活動を始め、帯状疱疹として発症します。60歳代を中心に50歳代から70歳代に多くみられ、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。発症すると皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし痛みがあらわれます。皮膚症状が治ったのちに、ピリピリとした痛みが持続することがありこれを帯状疱疹後神経痛と言い長期間に及ぶ場合もあります。成人の90%以上はこのウイルスが体内に潜伏していて、帯状疱疹を発症する可能性があります。乾燥弱毒生水痘ワクチンは50-60歳で69.8%の予防効果を認め、2020年より使用できるようになった不活化ワクチンのシングリックスは有効性が50歳以上97.2%、70歳以上が89.8%と優れた予防効果を示しています。

帯状疱疹ワクチンの接種推奨者

50歳以上の方に推奨されています。シングリックスの方でより帯状疱疹発症予防、帯状疱疹後神経痛の予防効果が優れているため、海外ではシングリックスが推奨されています。

 

②シングリックス

筋肉注射

計2回。2ヶ月間あけて2回接種(最大6ヶ月まで)します

 

B型肝炎ワクチン  

ウイルス性肝炎のうち、B型に対するワクチンの任意接種を行っております。B型肝炎ウイルスは肝臓に感染します。持続感染すると、慢性肝炎から肝硬変や肝細胞癌を発症することがあります。感染経路は主に血液や体液との直接の接触によるものです。血液に接する機会が多い医療従事者などが針刺し事故によって感染する場合があります。性感染症としても重要視されています。成人がB型肝炎ウイルスに感染すると20-30%の人が急性肝炎として発症し、そのうち1%は劇症肝炎となり、死亡率は6-7割ともいわれています。ワクチン接種後のHBs抗体≧10IU/mLあれば免疫獲得となります。

 

接種スケジュール 

筋肉(10歳未満は皮下)

計3回。1回目と2回目は4週間隔、3回目は1回目から20-24週後に接種します。

 

 

子宮頸がん予防ワクチン 

子宮頸がんは、ウイルスの感染がきっかけでおこるがんの一つで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。日本では毎年約1.1万人が発症し、毎年約2,900人が亡くなっています。20~30代で子宮を失ってしまう人も毎年約1,000人います。このウイルスは性行為により感染し、女性の多くが“一生に一度は感染する”といわれています。感染した一部の人において子宮頸がんを発症するがあります。子宮頸がん予防ワクチンによって、原因の50-70%を占めるHPV16/18型の感染を防ぎ、がんそのものを予防する効果が期待されます。ワクチンによって防げないHPV感染もあり、接種後もがん検診は必要です。当クリニックでは『ガーダシル(4価)』『サーバリックス(2価)』の接種を行っております。

 

子宮頸がん予防ワクチン公費対象者

小学6年生から高校1年生の女性かつ未接種の方

ガーダシル接種スケジュール

計3回。1回目接種から、2ヵ月空けて2回目接種、1回目の接種から6ヵ月(2回目からは3か月以上)空けて3回目接種。

サーバリックス接種スケジュール

計3回。1回目接種から、1ヵ月空けて2回目接種、1回目の接種から5ヵ月(2回目からは2か月半以上)空けて3回目接種。

※接種後は副反応の確認のため、院内待機頂きます。

※未成年者の初回接種には保護者の同伴が必要となります。保護者以外(祖父母など)の付き添いの場合は、委任状が必要となります。

※公費で接種される方は、母子手帳を必ずご持参ください。

 

麻疹風疹ワクチン

風疹(3日はしか)は熱、発疹、リンパ節の腫れなどを起こす感染症で、特に妊娠初期に感染した場合、先天性風疹症候群と言って胎児に重篤な合併症を起こす可能性があることが問題視されています。現在、風疹単独ワクチンの流通が少なく、どちらの予防目的でも混合ワクチンを使用します。

より詳しくは 生まれてくる赤ちゃんのために防ごう!大人の風しん(政府広報 外部サイト)

麻疹風疹ワクチンの接種推奨者

・医療従事者などで抗体価が低い場合
妊娠の可能性のある女性とその配偶者や家族には強く推奨されます!! 妊娠中の方は接種できません。

★大阪府民で昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性で抗体検査で抗体価が十分でなかった場合、検査・ワクチン接種ともに無料となります。※ご自宅に郵送されてくるクーポンが必要です。

★大阪市民(住民登録のある方)で、①妊娠を希望する女性、②妊娠を希望する女性の配偶者、③妊婦の配偶者に対する風しん抗体検査と、抗体価の低い場合の予防接種に対する助成金制度があります。。詳しくは大阪市のページを参照ください。

 

麻疹風疹ワクチン接種スケジュール

1回、皮下注射。

 

 

料金表

   料金(税込)
肺炎球菌ワクチン  
 ニューモバックス(自費) 8250円
 ニューモバックス(大阪市民) 4300円
帯状疱疹ワクチン  
 シングリックス(自費) 22000円
B型肝炎ワクチン(自費) 6050円
麻疹風疹ワクチン  
 自費 9350円
 公費  第5期  公費
おたふくかぜワクチン(自費) 6050円
子宮頸がんワクチン  
 ガーダシル(公費)                   公費
 インフルエンザワクチン  
 13歳以上 3000円
  65歳以上(大阪市民 ) 1500円

事前予約が必要ですので、お電話もしくは受付までお越しください。

 

大阪、都島・野江内代のサクラ糖尿病・腎臓・内科クリニックでは専門医が内科診療や予防接種をおこなっております。困った症状は放置せずに受診をおすすめします。

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